概要
eramaker及びemueraによるゲームはオープンソースで提供されているため、ゲームの改造が非常に容易という特徴があります。
このため、ERBに手を加えることでいわゆるチート行為を簡単に実現することができます。
また、emueraはオフィシャルにデバッグモードというゲーム内のデータをいじるためのGUIを提供しているので、これを利用することでも任意のデータ改竄を容易に行なえます。
ここではこれらの仕様を使ってチート行為をするための方法を解説します。
個人的なゲームバランスの調整や不満の解消、あるいは独自の遊び方をするのにご利用ください。
ただし、過度なチート行為はゲームの寿命を縮めがち(すぐに飽きてしまう)なことや
攻略内容の雑談やバグ報告時に独自の改造による変化が影響する可能性があるなどの点については各自で注意してください。
デバッグモード(emuera本体機能)
概要
\や魔貨や装備や各キャラクターのステータス等、セーブされる内容をいじるだけなら
そうした内容を調整することでデバッグするための機能を使うのが簡単です。
大概のチート行為はこれを使うことで簡単に実現可能です。
※NewGameで選べるデバッグモード(攻略に有用なアイテム等が追加される)とは別なことに注意。
起動方法
ゲーム起動のためのexeと同じフォルダに「デバッグモード起動.bat」というファイルがあるのでこれをダブルクリックします。

以下のようにデバッグウィンドウがでてきたら成功です。
出てこない場合は画面上部にデバッグ(青枠)の項目ができているのでそこをクリックしてデバッグウィンドウを開いてください。
あとは改竄したいセーブデータを開いて、デバッグウィンドウのコンソール(赤枠)を開いてください。
これでひとまず起動は終了です。
変数(データ)の書き換え
所持金(¥の増加)
まずはわかりやすいデータとして、¥をいじってみます。
¥はMONEYという変数に入っているのでMONEYをかえることで所持量を変えられます。

このように入力欄に簡単な計算式を入力して、EnterKEYをおします
データは表示画面を更新するまでは表示に反映されないので、能力確認なりなんなりで一度別画面を開いてください。

「=」は代入ですが、「+=」「-=」「*=」「/=」を使うことで四則演算も可能ですので、このように¥を100倍にするといった処理も可能です。
キャラクターデータの改竄
キャラクターデータはやや複雑になりますが基本は上記のMONEYと同じです。
まず、キャラクターデータはABLやBASEやCFLAGといったキャラクター変数でデータを持っており、
これはABL:(キャラクターの登録番号):XXといった形で扱われています。
つまり、任意のキャラクターのデータを操作するためにはまずキャラクターの登録番号を把握する必要があります。
方法はいくつかありますが、とりあえず汎用性が高い方法としてキャラクター選択画面から取る方法を紹介します。

能力確認画面を開いてください。
このときの赤枠の番号がそのままキャラクターの登録番号となります。
CALLNAME:XX だけをいれてデバッグコーンソールでEnterを押すとコンソールに名前が出るので確認することができます。
(変数の名前だけでEnterをすると変数の中身を表示する)
省略すると現在のパートナー(☆印)の数字が代入されます。
3番のハイピクシーをパートナーにしているため、CALLNAME:3とCALLNAMEは同じくハイピクシーと出力されます。
まずはハイピクシーの最大体力を変更してみます。
体力は「BASE:XX:体力」、最大体力は「MAXBASE:XX:体力」で管理されているので、この変数を操作します。
変数はCSVフォルダ内のファイルで定義されているので目的のものを探してください。

ハイピクシーのキャラ番号は3なので「MAXBASE:3:体力」を変えることでこのようにムキムキにできます。

疲れが気になる場合は現在の体力である「BASE:3:体力」を変更します。
最大体力の時のように数値を指定しても良いですが、「BASE:3:体力 = MAXBASE:3:体力」と入力することで「現在の体力を最大体力と同じ数値にする」という指定になり、全回復と同じ意味になります。
なお、現在値に最大値より大きな数値を指定してもその場では問題が起きませんが、そのまま画面を移動したりするとエラー落ちする可能性があるので控えた方が賢明です。
基本はこのような感じであとは目的の変数を探すことで様々なデータ改竄を行えます。
チートの実例
・BASE:XX:MAG = MAXBASE:XX:MAG
XXのMAGを最大値まで増やします。
数値を入力すればその数値になります。
・MONEY:1 *= 100
¥がMONEYなのに対して、魔貨はMONEY:1となっています。
つまりこれで魔貨が100倍になります。
・CFLAG:XX:戦闘参加不可能 = 0
拉致した人間等、初期状態でPTに参加させられないキャラクターをPTに入れられるようにできます。
・ABL:XX:スキル1 = 1
XXの1番目のスキルをヤマオロシにします。
スキル2なら2番目のスキルと言った感じです。
スキルの番号はCSVフォルダ内にある_Rename.csvを見るのが簡単です。
・ITEM:メギドファイア += 1
メギドファイアを1個増やします。
ITEMはITEM.csvを見れば名前と番号が並んでいるので名前から取るといいでしょう
・TALENT:XX:恋慕 = 1
XXを恋慕にします。
素質はTALENT.csvにまとまっているので簡単に操作できます。
ただし、戦闘素質等は本来ありえない組み合わせにした場合に挙動が怪しくなったりする可能性があるので注意してください。
・ABL:XX:技巧 = 5
XXの技巧をLv5にします。
能力はData\CSV\Abl.csvに纏っています。主に従順、欲望、感覚、◯◯中毒など。
技巧の部分を従順や欲望やC感覚などに変更してそちらのLvを変更することも可能です。
通常上がらないLvまで設定することも可能ですがどのような不具合が
起きるか不明なため上げすぎないように注意してください。
・EXP:XX:愛情経験 = 1000
XXの愛情経験を1000にします。
愛のプレゼントのためにキス連打する手間を省くため。
・BASE:XX:忠誠度 = 120000
XXの忠誠度を120000にします。
未調教時陥落ONの時、ダンジョンをうろつく手間を省くため。
120000なら最も相性の悪い相手でも相棒に出来ます1)。信頼や恋慕で良いなら、必要な忠誠度を入れればOKです。
・CFLAG:XX:依存度 = 5000
XXの依存度を5000にします。
上2つのコマンドと合わせて親愛の条件を満たす手間を省くため。
親愛ではなく隷属を目指す場合は-5000を入れます。
・BASE:POS(10):HP = 1
戦闘中に10番の位置にいる敵のHPを1にします。
POS(X)はポジションXにいるキャラクターの登録番号という意味になるので
戦闘中にチートをしたい場合はこれで登録番号をとると楽です。
・ABL:XX:82 = 303
XXの口上を女_少女(およびそのバリアント)に変更します。
口上の番号は口上フォルダを確認してください。
・REMOVED_FUSION_LIMIT:[[キャラ:XXXX]] = 1
合体条件があり造魔合体・特殊合体の方法が設定されているXXXXの合体を解禁します。
合体条件があるかはwikiを確認するか、ゲームフォルダから確認する場合は
特殊合体が設定されているかはData\ERB\女神転生\邪教の館\悪魔合体\特殊合体 に。
造魔合体が設定されているかはData\ERB\女神転生\邪教の館\悪魔合体\造魔合体 に。
合体条件有りが設定されているかはそのキャラのcsvを確認する必要があります。
・HAVE_INSTALLSOFT:GET_INSTALLSOFT_NUM(“XXXX”) = 1
XXXXの名称のインストールソフトを入手します。
インストールソフトの名称はData\ERB\RPG\セットアップ関連\INSTALL_SOFT\に入っています。
その他のデバッグモードの影響
デバッグモードで起動しているときのみ動く構文があるので通常プレイと挙動が変わる部分があります。
基本的には以下のようなものがあります。
・各種計算の過程やマスクデータなどプレイヤーに見せる必要がない数値やデータが表示される場合がある。
・一部イベントが本来の条件を無視して発生する。(実際に選んで突入しなければ通常データに戻すことで問題なく進行できる)
・データの抽出や仲間の追加などデバッグ用のコマンドが開放される。
仲間の追加
使い出が多そうなので仲間の追加だけ解説しておきます。

デバッグモードで起動しているとショップ画面の奴隷追加のコマンドが追加されるので実行します。
あとは奴隷のキャラ番号の入力を求められるので、好きな奴隷の番号を入力してください。
番号は_Rename.csvから探すのが楽なのでおすすめです。
ただし、人間はCFLAG:XX:戦闘参加不可能を0にしないとある程度調教するまでPTをに加えられないので注意してください。


